放課後等デイサービス奏

社会生活を学ぶ場

生活能力向上のために、日常の基本動作を身につけられるような療育や訓練を行なっています。
また、社会の中で様々な体験をする機会を提供し、疑似体験などを屋外活動で活かすことで活動の幅を広げています。

 

サービスの内容

  • ・食事や排泄、更衣など必要に応じて介助します。
  • ・学校以外での社会生活のルールや、学年の違う利用者同士の関係づくりなどの療育をします。
  • ・室内でできるレクリエーションや創作活動、外出など、日中活動の機会を提供します。
  • ・送迎サービスは、平日の学校終了後のみですが、お気軽にご相談ください。

1日の過ごし方(月〜金曜)14:00~17:30

-送迎車にて学校へお迎え-

  • 15:00〜  :  健康チェック・水分摂取・おやつ
  • 15:30〜  :  個別療育or自由活動(花の水やりや観察、遊具を使った遊び、機能訓練士による訓練など)
  • 17:00〜  :  身支度
  • 17:30〜  :  送迎車またはお迎えにて帰宅

1日の過ごし方(土曜・長期休暇)10:00~16:00

-保護者送迎にて来所-

  • 10:00〜 : 健康チェック・水分摂取・始まりの会
  • 10:30〜 : 個別療育or自由活動(生活介護にてプルーン作業の体験、ごっこ遊びや散歩など機能訓練士による訓練)
  • 12:00〜 : 昼食(持参or外注弁当)口腔ケア
  • 13:00〜 : 休憩
  • 14:00〜 : 個別療育or自由活動
  • 15:00〜 : 水分摂取、おやつ
  • 15:20〜 : 終わりの会
  • 15:30〜 : 身支度
  • 16:00〜 : 保護者お迎えにて帰宅

放課後デイサービス奏の概要

名称

放課後等デイサービス奏

住所

佐賀市高木瀬町大字長瀬196-3

TEL

0952-97-7200

FAX

0952-97-9175

MAIL

kanade@spring-hibiki.com

facebook

https://www.facebook.com/kanade.sp/

定員

5名

対象

重症心身障害児

送迎

平日は学校へお迎え、ご自宅に送迎いたします。
土曜日・長期休暇は行なっておりません。

開所日時

月曜日~土曜日(日・祝日は休み)
[開所時間] <平日>10:00~19:00 <土曜・長期休暇>9:00~18:00
[サービス提供時間] <平日>14:00~17:30 <土曜・長期休暇>10:00~16:00

料金[サービス費] 障害児通所給付費
[活動費等] 実費

奏 支援プログラム

作成日:令和6年9月10日

< 法人理念 >

“心豊かに 日々を楽しく 自分らしく 生き甲斐を見つけよう”
どんなに重い障害を持っていても地域で暮らしながら、それぞれの個性を発揮し一人ひとりに合った自立ができるように

< 支援方針 >

住み慣れた地域での生活が送れるように、療育、運動、学習、音楽、体験活動等の支援を行います。年齢や障害の特性に応じた活動支援を行うと共に家族の身体的、精神的負担を軽減します。

< 営業時間/送迎の有無 >

・平日 10:00~19:00(送迎あり)
・長期休暇/休業日 9:00~18:00(送迎なし)

< 本人支援 >

① 健康・生活

○ 健康状態の把握
来所後と退所前、昼食前のバイタルチェック・状態観察と必要な対応を行う。その際、意思表示が困難な利用児の障害の特性及び発達の過程・特性等に配慮し、小さなサインに気づけるようきめ細かな観察をする。また、利用児の状態を観察する中で、体調不良ではと感じる状態があれば、言葉で表出をしても大丈夫であることを伝える。その場面を繰り返すことで意思表示ができるよう支援する。

○ 健康の増進
食事・排泄等の基本的な生活リズムを身に着ける支援を行う。健康な生活の基本となる食を営む力の育成として、畑にて野菜作りをする。野菜の育つ過程を「見て」「触って」「匂って」感じていただく。そして、収穫した野菜を使って調理実習をすることで、食べる楽しさも感じていただく。また、口腔内機能・感覚等に配慮しながら、咀嚼・嚥下、姿勢保持、自助具等に関する支援を行う。

○ 基本的スキルの獲得
食事や衣類の着脱等、生活に必要な基本的技能を獲得できるように支援する。楽しみながらスキルの獲得が出来るような工夫をする。その際、家庭や学校等と連携し、できる限り近い支援方法で行う。また、排泄のサインを見逃さず、成功した時には一緒に喜ぶことで成功体験を積んでいく。

○ 遊ビリテーションの実施
遊びや仲間との関りを通して、必要なスキルを獲得し成長へとつなげる。

○ 構造化等により環境を整える
障害の特性に配慮し、時間や空間を分かりやすく構造化する。目視での確認が難しい場合は、触って場所や物品の確認ができるように整える。また、必要に応じてクールダウン室を使用することで、気持ちの切り替えを図れるようにする。


② 運動・感覚

○ 姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、関節の拘縮や変形の予防、褥瘡予防、筋力の維持・強化を図る。それぞれ、好きな遊びや音、感覚を交えながら取り組めるようにする。

○ 姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合、姿勢保持装置など、様々な補助用具等の補助的手段を活用してこれらができるようにする。

○ 保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分に活用できるよう、個々の特性に合わせて物品を選択し遊び等を通して支援する。また、保有する感覚器官を用いて状況を把握しやすくするよう眼鏡等の各種の補助機器を活用できるようにする。


③ 認知・行動

○ 感覚や認知の活用
視覚や聴覚、触覚等を活用して必要な情報を収集することで、感覚や数の認知機能への発達を促す。始まりの会時に天気、日付、曜日の把握と確認をする。

○ 季節の変化への興味などの感性形成のための活動
毎月、季節を感じられるような壁画制作を行う。調理実習では季節に合った食材選びや調理法等を検討する。他にも日々の散歩や季節の花の見学、日帰り旅行など屋外での活動も取り入れる。また、室内の環境調整や衣服の調節も適宜行う。

○ 認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
物や空間、時間等の概念の形成を図ることで、認知や行動の手掛かりとして活用できるようにする。また、必要に応じて触ったり、聞たりすることで感じることができるような環境を整える。

○ 行動障害への予防及び対応
感覚や認知への偏り、コミュニケーションの難しさから生ずる行動障害の予防と適切な行動への対応の支援をする。


④ 言語・コミュニケーション

○ 言語の形成と活用
体系的な言語の習得、自発的な発生を促す。

○ 受容言語と表出言語の支援
言葉や文字、絵などを使って相手の意図を理解したり(受容)、言葉やサインを使って自分の考えや気持ちなどを伝える(表出)支援をする。その際、適切な言葉遣いや場面による言葉選びを伝えていく。帰りの会でその日を振り返りと気持ちを発表する機会を設ける。また、意思表出のサインを見逃さず確認することで、体験と言葉の意味を結びつける。

○ 多様なコミュニケーション手段・機器の活用
指差し、身振り、サイン、手話、点字、文字、絵カード、アンサーブザーなどを活用し、環境の理解と意思の伝達ができるようにする。


⑤ 人間関係・社会性

○ アタッチメント(愛着行動)の形成
人間関係の意識と身近な人との親密な関係を基盤とした、周囲の人と安定した関係を形成するための支援をする。

○ 模倣行動の支援
遊び等を通じて人の動きを模倣することで、社会性や対人関係の芽生えを支援する。

○ 見立て遊び、つもり遊び、ごっこ遊びの組み合わせ
感覚や運動機能の遊びから、見立て遊びやごっこ遊び等の抽象遊びを通して徐々に社会性の発達を促す。

○ 一人遊びから共同遊びへの支援
一人遊び・並行遊び・連動的遊び・ルールを守って遊ぶ共同遊びを通して徐々に社会性の発達を促す。自発的なコミュニケーションが難しい利用児も支援者が一緒になって遊び楽しむ。

○ ルールの理解が必要な遊びや集団活動の支援
集団に参加するための手順やルールを理解し、遊びや集団活動に参加できるようにする。イベントなどを通して地域との交流を図る。

○ 自己の理解とコントロールのための支援
できることできないことなど自分の行動の特徴を理解し、気持ちや情動の調整が出来るように支援する。

< 家族支援 >

○ 日々の困りごとなどは連絡帳やアプリの活用、送迎時などに相談援助できる仕組みづくり。
○ 就労や通院等、家族の事情により介護が受けられない場合の利用に対してもできる限り対応。
○ 年に2回、保護者会を実施し保護者の方の知りたいことを詳しく伝える研修の場を設ける。

< 移行支援 >

○ 卒業後を見据えて、法人内の他事業所連携。職員が事業所を越えて行き来することで、ご利用児様が安心してサービスを受けられる仕組みづくり。
○ 就業体験先や職場実習先等利用者の方の特性をふまえて相談や事業所の紹介を実施。
○ 放課後等デイ以外の福祉サービスと繋ぐことで様々な経験ができるようにサポートする。

< 地域支援/地域連携 >

○ 年に数回、地域連携会議を実施し、地域の方々と値域や法人の活動の情報共有を図る。
○ 地域の方々に法人の事を知っていただくことを目的に、年に1回ひびきまつりを開催。
○ 市内の事業所間の連携を深めるため、中間組織に加盟し情報共有・収集・発信に努める。

< 職員の質の向上 >

○ 定期的に法人内で研修(虐待防止・感染症・制度・役職別等)を実施。
○ 外部の研修に参加後は、事業所にて報告し共通理解を図る。
○ 他事業所との合同で、ともに問題解決や連携を深める研修会を継続的に実施。

< 主な行事等 >

○ 季節を感じられるような創作活動(毎月)
○ 食育活動として、野菜の栽培や収穫。収穫した野菜を使って調理実習を実施。
○ 水族館や果物狩りなどの日帰り旅行(年に1回)
○ 法人内交流の一環として、合同運動会(年に1回)
○ 花見、七夕、水遊び、スイカ割り、ハロウィン、クリスマス会、初詣、節分、ひなまつり等

当法人内では連携して、サービスをご利用いただけます。
  • ●卒業後は、法人内の生活介護・就労継続支援B型の利用が可能です。
    ●在宅サービスでは、入浴支援・移動支援・行動援護・移送サービス等が利用可能です。
    ●グループホーム利用にあたっての相談に応じます。
施設内の様子

奏① – Spherical Image – RICOH THETA

♪楽しく活動しています♪